公立学校の逆襲
ある日の中学受験をおえた母親同士の会話。
「主人が言うんだけど、通勤電車のなかで車内吊り広告を見ると、受験までは公立の凋落とか私立の躍進とか、そんな記事ばかり目についたのに、ここ最近は、公立の復活とか公立から東大とか、そういう記事ばかりな気がするって。早まったかなあ、ですって!」
「そういえば、うちの学区の公立中学、今年の進学先、私立も公立もすごくいいってうわさよ」
「あら、その公立高校からも東大も早慶もふえてるって」
「×○さんちの△くん、小学校のときはぼーっとしてたのに、公立中から今年慶応の付属高校受かっちゃったらしいわよ」
「・・・ねえ、おたくの学校寄付金ってある?あれって払わなくちゃいけないのかなあ?」
「知り合いで払ってないひといるけれど、学校の友だちや保護者にはそのことは秘密にしてるって・・・。それより公立高校の授業料って月数千円っていううわさよ」
「それって、交通費のマチガイじゃないの!?」
「うちは校舎建て替えたから、授業料上がるってうわさが・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
隣の芝生は青いって、それだけのことでしょうか・・・。


