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2007年6月 1日 (金)

学校選びのヒント

栄光学園の文化祭でのできごとです。生物部の展示を見ていると、話し声が聞こえます。

「あそこでおとうさんは、○○をしたんだよ。すごくおもしろくてね」

どうやら母校に息子さんをつれてきたようで、窓から校庭を指差して熱く自分の青春を語るお父さん。息子さんはまだ小学校低学年でしょうか、素直にうなづいていました。

ああ、このお父さんは息子さんをここに通わせたいのだなあと、通りすがりのわたしだってわかります。OB,OGがたくさん文化祭にやってくる、自分の子供を通わせたいと思う、それって、いい学校だと思いませんか?

中学受験を考えるかたなら、学校説明会はもちろん文化祭や体育祭に足をはこびますよね。そこで出会うささいなことがなんとなく心に残り、学校に対する印象を左右しますよね。

芝中学の学校説明会でのこと。さすがの人気校、学校側の見込みを大幅に上回った来場者だったようで、座れない方が続出しました。すると急遽、座れなかった方たち向けに校内見学ツアーが開催されました。そのときの学校側の手際のよさは、お見事!説明会でのお話とともに印象的でした。

サレジオ学院の学校説明会では、先生の引率で小グループにわかれて校内見学がありました。美しい校舎、広いグラウンドもすばらしかったのですが、わたしの記憶に残ったのは、ある生徒さん。引率している先生にむかって、「せんせ~い!」と無邪気に手をふっています。見学者に気がつくと、ちゃんとあいさつもしてくれました。先生は苦笑いしていましたが、先生と生徒さんの距離感が、わたしにはほほえましくて、いいなと思いました。

立教新座の学校説明会では、最後にお祈りがありました。キリスト教にたいする学校側の姿勢がよくあらわれていると思いました。

わたしが行った学校説明会のなかでいちばんおかあさまがたが華やかな印象をうけたのが、暁星ですね。会場の後ろのほうに座ったのですが、前方にならぶおかあさまがたの巻き髪をはじめとした美しいヘアスタイル、なかなか見ものでした。あくまでも、説明会に来たかたたちの後姿のことですよ、暁星の保護者の外見をうんぬんしているわけではありませんので・・・。

神奈川大学附属の説明会に向かう途中、帰宅する生徒さんたちとすれちがいました。男女がさわやかにおしゃべりしています。いいなあ~、青春だなあ~、わたしが通いたいよとちょっと本気で思いました・・・。

早稲田中学の説明会は、早稲田への愛にあふれていました。副校長先生(?)のお話がとても楽しくて、さすがに思春期の男の子のことがよくわかっているなあと感心しました。

生徒さんの弦楽オーケストラの演奏ではじまったのが聖光学院の学校説明会!ミュージックステーション程度にしか興味のないうちの子ですが、ここにご縁があったあかつきには・・・と、母もうっとりでした。

このように説明会は学校選びのヒントが山盛りです。学校側が説明会で話すことが重要なのはいうまでもありません。教育方針、カリキュラム、大学進学実績、当然すべてチェックします。でもピンときた何かが、案外大切なヒントだったりしませんか。

わたしが見たり感じたりしたことも、たった一度のほんの一瞬のこと、それもほかのひとは違う印象をうけたことかもしれません。ですから、みなさんも自分だけのヒントをもとめて、地道にいろいろな中学に足をはこんでみてください。