ジュケンの品格 トップ

2007年6月29日 (金)

最後のごあいさつ

先日、親戚のあつまりがありまして、ひさしぶりにいとこたちと会いました。年齢は二十代後半から四十代まで、東大卒から専門学校卒まで、せいぞろいしたのは十年ぶりくらいです。

独身も子持ちもいます。無職(専業主婦はのぞく!)、フリーターはいませんでした。

まあ、深いところはわかりませんが、みんなそれなりに充実した人生をあゆんでいるようです。しあわせそうにみえました。

しか~し!東大卒はたいへんですね、なんたって親戚中がそのことは絶対忘れないんですから。口にはだしませんが、東大でているんだからさぞや輝かしいお給料、職業、人生を生きているのだろうと、みなが期待している。

昔話になれば、東大くんがどんなに勉強ができたかでもりあがりました。

「いやあ、なんかできちゃったんだよね。勉強では苦労しなかったなあ」そういう東大くんは、塾なしで公立校から現役で合格しています。いるんですよね、こういうヤツ。ほんとにわたしと血がつながっているのか?

なごやかなひとときをすごしたのですが、思うことはアニとオトのこと。

うちの子たちが三十代四十代になるころも、いろいろな学歴のひとたちがおなじようにそこそこ豊かにしあわせに暮らしているのでしょうか。なにより少子化はまちがいないわけで、こんなにいとこがいないのは確実です。

このブログもこれでおわかれですね。最後は中学受験とは関係ないハナシになってしまいましたが、受験にしろなんにしろ気がかりなのはこどものしあわせですよね。

どの子も自分にあった学校で自分にあった道をあゆんでほしい、そのための受験が実り多いものでありますように・・・。

2007年6月21日 (木)

わが子が落ちたら・・・

不吉なタイトルですね。縁起でもないっ!というかたは、どうぞスルーなさってください。

しかしですね、受験ですから落ちますよ、たいていのお子さんは。

とーぜん、いちばんむずかしいであろう第一志望に落ちる場合が多いのですが、なかには余裕で受かる予定だったお試しの一月受験でこける子、手堅くいったつもりの押さえの学校を落とす子、保険のはずだった一日午後受験でまさかをくらう子、もうありとあらゆるサンプルが、わたしのまわりにはいますから。

わたしが知っているなかで全勝だったのは、わずか数人だけ。

もう一敗二敗はアタリマエの世界です。

なにをかくそう、アニくんも二敗してますから!

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2007年6月 6日 (水)

下の子モンダイ

アニの受験を終えても、受験ママ友だったAさんBさんとたまにランチします。とうぜんお互いの近況報告、それぞれの中学生活のハナシで盛り上がるのですが、いまだに「よくがんばったね!」「たいへんだったね」と、受験当時を思い出してねぎらいあっています。

「ほんと、あんな思いはもうしたくないよね」

「楽しかったけど、一回で十分!もう気力が残ってないわ」

ふたりの言葉に「そうよね~、もう若くないし」と、わたしも同調すると、

「あら~、おたくはオトくんがいるじゃない!もうひとがんばりしなくちゃ」

AB両家はひとりっこ、それにひきかえたしかにうちにはオトがいるんですが・・・。

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2007年5月30日 (水)

公立学校の逆襲

ある日の中学受験をおえた母親同士の会話。

「主人が言うんだけど、通勤電車のなかで車内吊り広告を見ると、受験までは公立の凋落とか私立の躍進とか、そんな記事ばかり目についたのに、ここ最近は、公立の復活とか公立から東大とか、そういう記事ばかりな気がするって。早まったかなあ、ですって!」

「そういえば、うちの学区の公立中学、今年の進学先、私立も公立もすごくいいってうわさよ」

「あら、その公立高校からも東大も早慶もふえてるって」

「×○さんちの△くん、小学校のときはぼーっとしてたのに、公立中から今年慶応の付属高校受かっちゃったらしいわよ」

「・・・ねえ、おたくの学校寄付金ってある?あれって払わなくちゃいけないのかなあ?」

「知り合いで払ってないひといるけれど、学校の友だちや保護者にはそのことは秘密にしてるって・・・。それより公立高校の授業料って月数千円っていううわさよ」

「それって、交通費のマチガイじゃないの!?」

「うちは校舎建て替えたから、授業料上がるってうわさが・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・。」

隣の芝生は青いって、それだけのことでしょうか・・・。

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2007年5月28日 (月)

志望校の決め方  その4

第二志望校の考え方はいろいろあると思います。単純に第一志望の次にいきたいところが第二という方は、それでいいですよね。

うちは親子とも「絶対ここ!」という学校がなかったので、わたしははじめ、安全なところを第二志望にしておこうと思っていました。第一志望=チャレンジ、第二志望=適正校(もしくは安全校)ですね。そして様子をみて三日、四日は偏差値はあまり気にせず状況にあわせて受けていくやり方です。

自慢じゃありませんが、アニが第一志望校のR4偏差値をこえたのは、夏休みまえにはたったの一回だけでした。

上を目指すというのは、つらく厳しいものです・・・。それでも、成せばなる!というスポンサー(夫)と、まだゲームをやめられないアニ。わたしが現実的にならなくて、どうする!?

偏差値表をじじじ~っと見つめては、アニのほんとうの適正校はどこ!?と、酷暑もなんのその、ひんやりした気分ですごしたのが、わたしの2006年夏の思い出です。

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2007年5月24日 (木)

志望校の決め方  その3

二月三日は某中学がいいなと、なんとなく思っていました。

文化祭も学校説明会も行きました。ふつうな感じに好感がもてたのです。アツイ校長先生もほほえましいというか・・・。

そう!この校長先生、願書をだしたとき、親ひとりひとりに書類をわたしながら、「ご縁がありますように」とていねいに言ってくださいました。好感度アップ!!

今年の大学合格者数もみごとでしたね。ほんと、いい学校だと思いますよ。

さてそれでは、肝心な一日二日はどうするか・・・。

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2007年5月17日 (木)

志望校の決め方  その2

「志望校の決め方  その1」を読んでここにきた方、もしかして、勘違いしてません?

「あら、このブログって、すご~くたりない偏差値から筑駒に受かった子の奇跡の合格体験記なのね! ぜひ続きを!!」

ちがいますよ~!アニは筑駒を受けるどころか、願書もだしていませんから。

でも、はずかしながら、ワタクシ、塾でおこなわれた筑駒志望者向け保護者会には行きましたの。

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2007年5月10日 (木)

志望校の決め方  その1

六年生のみなさん、第一志望校は決まりましたか?五年生のみなさん、あこがれの学校はありますか?

アニくんが簡単に受験をやめたいなどと言い出したのは、いきたい学校、あこがれの学校がなかったのも大きな原因だったようです。

目標がなければ、受験勉強の意味がわかりませんよね。

六年生になるころ、遅ればせながらわが家でも志望校をめぐる話し合いが行われました。

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2007年5月 3日 (木)

ママ友

すみません・・・。もう「ママ友」などというトシじゃないんですよね。(ママ友というと、公園デビューしたころの、ぴちぴちしたかわいいママが思い浮かびますね)

でもオバサンになろうと、こどもつながりで友だちになる母同士ですから、ここではママ友と言わせていただきます。

こどもは塾にいけばそこで、受験友だち、塾友をつくります。これはわが家にとってはなくてはならないものでした。かれらのおかげで、アニは受験にむけてがんばることができたのです。

一方母であるわたし。アニの成績に一喜一憂し、ストレスと悩みいっぱいの三年間をすごすのに、たったひとりでは孤独すぎる!!

ママだって、受験友だちがほしいじゃありませんか!

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2007年4月27日 (金)

文武両道への道!? その2

五年生の二月、塾では新六年生、いよいよ受験まで一年ですが、アニはスポーツをやめようとはしません。

受験やめたい騒動の記憶も生々しくて、わたしも夫もスポーツをやめろとはなんとなく言いづらいところです。

「・・・まあ、前期日特はでなくても、いいか。成績が落ちたらそのときはびしっとやめさせるということで・・・」(前期日特とは、入試問題をばりばり解く特別講座のこと。おそらく、塾のクラスで受講しなかったのは、アニだけでしょう・・・)

なんとも優柔不断な態度で、申し訳ありません。

ただアニの性格から、親の押し付けはダメなのではないかと思ってしまうんですね。

アニが納得しないと、たとえスポーツをやめたとしても受験勉強に集中できないのではないか・・・。そう思うとわたしが言えるのはこれだけでした。

「成績が落ちたら・・・。わかってるよね」

押し付けないけれど、脅しはかける。いいのだか悪いのだかわからないまま、一刻一刻と受験はちかづいていきます。

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2007年4月25日 (水)

文武両道への道!? その1

「スポーツテストみたいのが、あるらしいんだよ。がんばんなきゃなあ・・・」

めずらしくアニの口から、「がんばる」という言葉がでました。いえ、毎日アニなりにがんばって中学に通っていますよ、早起きして、基礎英語を聞いて、重い荷物を持って、宿題だってやっているみたいだし・・・。なぜ急にスポーツだけがんばる宣言をしたのか?

「スポーツテストでは負けたくないからさあ」

なるほどねえ・・・。スポーツ以外、つまり勉強ではさっそく負けを感じているようですね。

受験塾に通っていた子なら、たいてい公立小学校では勉強は上位でいられます。学校の授業なら楽勝!がフツウだったのですね。

でもそんな「いい気分」も小学校とともにご卒業ですね。いまは同じ入試の狭き門をくぐりぬけたもの同士、どんぐりの背比べ状態。いえ、悪くすれば「あれ~、みんな頭よくね?」と、もしや自分はビリ合格? 不安が頭をもたげます。

「やば~、せめてスポーツだけは!」さすがのアニくんもあせっているのでしょう。

「あら、アンタは六年夏休みまでスポーツしていたんだから、ほかの子よりはカラダもなまってないでしょう?」

実はアニは受験をきめてからスポーツをはじめたという、考えなしの男だったのです。

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2007年4月23日 (月)

親のココロ子知らず・・・コトの真相

はじめに、読んでいただいているみなさま、ごめんなさい。

「夫と受験 その1」で「アニを受験する気にさせたわたしの手腕」などと、エラソーなことを書きましたことを、ふか~くお詫びいたします。

そもそもわたしがブログを書こうと思ったのは、受験での体験や思い出を整理して、忘れないようにのこしておきたかったからです。(放っておくとはしからわすれていくので・・・)

アニと、こんなことがあったね、あのときはどうだった?などと話しながら、いままで書いてきました。

アニは「そうだっけ~?」「ん~、わすれた~」というつれない反応が大半なのですが、

「どうして受験する気になったの?おかあさんにやればできるってほめられて、その気になったんじゃない?私立にいけばたのしいって、おかあさん、オススメしたし」と、わたしがきいたときだけは、

「おかさんが、ゲームでもカードでもすきなものを買ってあげるから塾いきなさいって、いったんじゃん」と、やけにきっぱり断言するではありませんか!

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2007年4月19日 (木)

夫と受験  その5  夫は夫

やめたいといったのはどこのだれ?

六年になると、なにもなかったかのように楽しそうに塾に通うアニ。

そして、もうひとり、なにもなかったかのようにいつもの生活にもどったヤツがいます。

夫です。

塾の送迎はしない。アニがリビングで勉強していると平気な顔をしてテレビをつける。学校説明会、文化祭、塾の保護者会にはまったく興味なし。

あんなに受験をさせたがったのは、どこのだれだったの?

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2007年4月17日 (火)

夫と受験 その4 アニの結論 

受験をやめると宣言したアニの耳には、夫の甘言もわたしの懇願もまったくとどかないようでした。

「わかった。そこまで決心が固いなら、おとうさんが明日塾に電話するよ」

数日にもおよぶ話し合いのすえに、心底がっかりした顔で夫がぽつりと言いました。無表情なまま頷くアニを見て、ああ、終わったなとわたしは思いました。

受験をはじめたときから、本人がやりたくないならやめさせようと決めていました。仕方ないと思いながらのも、その夜はよく眠れませんでした。

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2007年4月16日 (月)

夫と受験 その3  夫の出番

アニが受験をやめるといいだしたとき、わたしは、「悔しいっ!」と思いました。

せっかくひとりでがんばってきたのに、夫に「それみたことか」って言われる~!

わたしの予定では、アニ(とわたし)はみごと合格を手にしてスバラシイ中高一貫ライフをおくり、夫はわたしの方針に脱帽!

「やっぱり、私立はいいな、おかあさんのおかげだな」と言わせたい!

「そらみたことか」とほくそえむのは、わたしのはずだったのに・・・。

なんとか事態を収拾しようとしても、アニもがんこでわたしの説得なんてききやしません。しかたなく夫に話すことにしました。

もう、これでアニの受験もおわったな、そう思いました。

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2007年4月14日 (土)

夫と受験 その2 受験をやめたくなるとき

アニの通塾がはじまりました。

塾の送迎はもちろん、保護者会も個人面談もすべてわたしひとりでいきました。

夫には、アニの偏差値がいいときは思い切りアピールし、悪いときはさらっと流すという感じで、あまり塾のはなしはせずにたんたんとすごしました。

夫もたま~に、「六年になったら、ゲームはやめて勉強しろよ」ていどのことを言うだけでした。あとは、息子たちを自分の趣味につきあわせたり田舎につれていったり、わが家のレクリエーション係りとして、今までどおりの活動。

季節講習は、「行かなくていいんじゃないの?」と毎回言い出すので、わたしとのひと悶着が恒例になっていました。

アニが四年~五年の秋までは、こんな調子だったと思います。

夫の性格からして、わたしがあまりアツクなっていると引いてしまうと思ったので、あえてクールをよそおっていたのですが、アニ五年の冬、クールなどといっていられない事態が発生したのです。

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2007年4月11日 (水)

夫と受験 その1 反対はしないけど

みなさん、ご主人は協力的ですか?

と、あたりまえのように奥様がたにかたりかけているマチコですが、いまや学校説明会であろうが、出願であろうが、ましてや入試当日のつきそいや合格発表ともなればおとうさまがたがめずらしくもなんともありませんから、ここを覗いておられるのは奥様とはかぎりませんね。

まあ、それが世の流れ、トレンドというのかもしれませんが、我が家はそんな風潮とはまったく無縁でした。

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2007年4月 3日 (火)

アニの受験をきめたわけ

「合格おめでとう!でも、アニくんは、なんで受験したの?」

アニの合格を報告したとき、少し年上の友人に訊かれました。彼女の息子さんは、今年公立中学から公立のトップ校に合格しています。しかも、いっさい塾なしで!

公立だってだいじょうぶ」が彼女のくちぐせでした。息子さんの同級生は開成や筑駒に合格しています。

そうなんです、たしかに公立だってだいじょうぶなお子さんも、いるのです。どんなに教科書がうすくても、授業時間が少なくても、内申書でしばられても、自分の進路にむかってつきすすむしっかりした子なら、どこでも力が発揮できますよね。

つまり、うちのアニくんは、そんな子じゃないんです・・・。

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